出展者プレゼンテーション 2016年10月12日(水) 12:25-12:55 B会場

研究用機器・支援・サービス

高機能遺伝子デザイン技術研究組合(TRAHED)

柘植 謙爾

神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科・特命准教授

第二世代OGAB法による50 kbまでの長鎖DNA合成

近年の合成生物学の進展により、数10 kbに及ぶ新規な配列を持つ長鎖DNAに対する需要が高まっている。しかし実際にはこのような長鎖DNA合成を引き受ける会社は限られている。この問題の解決を目的に、演者は、枯草菌のプラスミド形質転換系を利用した多重遺伝 子断片の連結法のOGAB法を改良して、今までにない一度に50個を超える多数のDNA断片の連結が可能な第二世代OGAB法を考案した。本方法は、化学合成DNAを貼り合わせて作成される~1kbの比較的短いDNA断片を一旦プラスミドにクローニングしてこれらを材料に用いることで、短期間に~50kbの長鎖DNAの合成が可能である。本方法には熟練を要する工程が存在するが、この度、本工程の自動化装置をプレシジョン・システム・サイエンス株式会社が開発し、長鎖DNA合成がより現実的になった。当日は、第二世代のOGAB法の原理と、自動化装置の概要について紹介する。

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